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2001年の科学リテラシー調査----解答4

2001年の科学リテラシー調査』の解答です。

問題
下記の文が正しいか誤っているか答えよ。
『赤ちゃんが男の子になるか女の子になるかを決めるのは父親の遺伝子である。』

正解は、『正しい』です、、、、、、、、これもすっきりと。


生物の形質を決めるのは、細胞核に納められている染色体(に乗っているDNA)です。
ヒトの場合、染色体は46本持っています。
父方由来が23本、母方由来が23本です。
それら46本のうち、44本を『常染色体』と言い、残りの2本を『性染色体』と言います。
この2本が、性を決定するのです。
もちろん、その内1本が父方由来、1本が母方由来です。
性染色体は2種類あり、1つが『X』、1つが『Y』です。
そして、2本の性染色体の組み合わせが『XY』だと男性、『XX』だと女性になります。
さて、
父のつくる精子は23本(内、性染色体が1本)、
母のつくる卵が23本(内、性染色体が1本)の染色体をもっていることになるわけですが、これらは受精によりどのように組合わさるでしょうか?

               男性の精子の染色体
              X    |    Y
           ------------------------------------------
          X |  XX      |    XY
女性の卵の染色体     |        |
          X |  XX      |    XY


表のように、4パターンの組み合わせが考えられますが、男性になる組み合わせ『XY』が50%、女性になる組み合わせが50%であることがわかります。
そして、男性になることを決定する『Y染色体』は男性が持っているので、赤ちゃんの性を決定するのは父親の遺伝子であることがわかります。

上の表を見ると、受精の結果、男性と女性、それぞれの生まれる確率は、正確に50%ずつのように思えます。
ところが、統計上は男性の生まれる確率の方が、わずかに高いのです。
そして、女性の方が平均寿命が長い(男性の方が死にやすい)ので、時間がたつと男女の比率は半々に近づくのです。
男性の方が、生まれる確率がやや高い。
なぜなんでしょうね?

テーマ : 自然科学
ジャンル : 学問・文化・芸術

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本名は麻生 隆。
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