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神奈川県立試験問題解説

問題は、一つ前の記事を見てください。

問1
(ア)音は振動数が大きいほど(波長が短いほど)高い音になります。振幅が大きいほど大きい音になります。
(イ)電流の問題では、『電流は量、電圧は力』というイメージを明確にしておくと、取り組みやすくなります。図1の回路は直列です。直列回路には、枝分かれ、合流がないので、電流の量はどこも等しいです。図2では、I₄が、I₅とI₆に枝分かれしています。枝分かれしたものをたせば、もとの量がわかります。
(ウ)この問題の作者は、水平面を基準面と考えています。ですから、アイ間では、位置エネルギーはゼロです。イからウに向けて昇る、つまり位置エネルギーが大きくなるにつれ、速さは遅くなります。つまり、運動エネルギーは減少します。

問2
(ア)沸騰している間は、加えられた熱は、温度を上げる事には使われず、沸騰させることだけに使われるため、温度は上がりません。物質の融点、沸点は、物質の種類だけで決まり、質量には左右されません。二酸化炭素は、固体(ドライアイス)から、液体を経ずに気体に変化します。このような状態変化を『昇華』といいます。防虫剤として使われるナフタレン、冷凍庫の氷が減っていく現象なども昇華の例です。物質は状態変化の前後で質量は変化しません。質量保存即の一つの現れです。
(イ)火力発電は石油の化学エネルギーで、原子力発電はウランの核エネルギーで、お湯を沸かし、水蒸気で発電機のタービンを回転させることで発電します。水力発電は、高い位置にある水を落下させ、位置エネルギーを運動エネルギーに変換する事で発電します。
(ウ)1. マグネシウム1.5gと化合した酸素の質量は、2.5-1.5=1.0[g]。よって、マグネシウム:酸素=1.5:1=3:2 となる。
2. 銅2.8gと化合した酸素の質量は、3.5-2.8=0.7[g]。よって、銅:酸素=2.8:0.7=4:1
3. 酸化銀(Ag₂O)5.8gに含まれる酸素は、5.8-5.4=0.4[g]。
4. 炭酸水素ナトリウムの熱分解の化学反応式は、以下の通り。
     2NaHCO₃ → Na₂CO₃ + H₂O + CO₂
 よって反応後にできた、H₂OとCO₂の質量の合計が、8.4-5.3=3.1[g]となる。二酸化炭素のみなら、3.1gより少ない質量になります。

問3
(ア)肉食動物は、①獲物までの距離を正確に測るため、2個の眼球で同時に一つの獲物を見られるように、眼が顔の正面に並んでいます。②獲物の肉を切り裂くため、犬歯が発達しています。肉は動物にとって消化が良いので、すりつぶす必要はないのです。
草食動物は、①肉食動物を警戒するため、視野を広くとるために2個の眼球が顔の側面についています。②草をすりつぶすために、犬歯よりも臼歯が発達しています。草は動物にとり、消化の悪い食物なのです。ですから、草食動物の方が、肉食動物よりも、腸が長いです。
(イ)雌雄の別のある生物の体細胞は、染色体を必ず2セットもっています。母方由来と父方由来のものです。染色体数は、生物の種により決まっています。そのため、精子や卵などの生殖細胞では、減数分裂により染色体数が半分になっています。受精すると、染色体数が合計され、元の数にもどります。
(ウ)アンモニアは、ヒトにとり猛毒です。ですから血液中に発生したアンモニアは、肝臓で害の少ない尿素に変えられます。血液中の尿素は、腎臓で集められ尿として膀胱にためられた後、体外に捨てられます。

問4
(ア)マグマは地表近くでは急速に冷え、地下深くではゆっくり冷えます。急速に冷えると結晶は小さくなります(斑状組織)。ゆっくり冷えると結晶は大きく成長します(等粒状組織)。
(イ)時代を推定できる化石が『示準化石』。堆積したときの環境を推定できる化石が『示相化石』。古生代の示準化石として三葉虫、中生代としてアンモナイト、恐竜、新生代としてビカリア、マンモスなどがあります。示相化石としては、アサリが浅い砂底の海、シジミが淡水か汽水、サンゴが暖かい浅い海、などを覚えておきましょう。
(ウ)飽和水蒸気量は、気温が高いほど大きくなります。霧の正体は、空気中に漂う微小な水滴、つまり液体です。気温が上がることで、飽和水蒸気量が大きくなり、水滴が蒸発して水蒸気になったため、霧が見えなくなったのです。

問5
(ア)〔実験1〕の光の円が0cmになるときの距離が、そのレンズの焦点距離です。凸レンズBは、距離を2cm離すごとに、光の円が0.6cm小さくなっています。距離1cmにつき、0.3cmです。光の円が2.1cmから、0.3cmずつ7回小さくなれば良いことになります。ですから焦点距離=13.0+1×7=20.0[cm]となります。
(イ)スクリーンに映るのは『倒立実像』です。上下左右とも逆になります。
(ウ)頭で考えたり、結果を暗記するより、凸レンズの基本3光線を作図して答えを導くべきでしょう。
(エ)スクリーンに映るような、像の位置に光線が集まってできる像を『実像』と言います。レンズを通して見るように、像のある位置には光線がない像を『虚像』と言います。

問6
(ア)リトマス紙、BTB液、フェノールフタレイン液の色の変化は、暗記すべきです。

            |   酸性   |  中性  |  アルカリ性
--------------------------------------------------------------------------------------------
リトマス紙       |  青→赤   | 変化せず |   赤→青
BTB液         |   黄色     |  緑  |    青
フェノールフタレイン液  |   無色     |   無色  |    赤

(イ)塩酸と水酸化ナトリウムの反応は化学反応式では、次のように表されます。
     HCl + NaOH → H₂O + NaCl
  NaClは、食塩です。
(ウ)気体の水素はH₂、気体の酸素はO₂です。このような分子を、2原子分子と言います。式の両辺で、原子の個数が等しくなくてはいけません。
(エ)マグネシウムが溶けるときに、水素が発生します。ですから、マグネシウムが溶けて無くなれば、水素の発生も止まってしまいます。

問7
(ア)図1のAが雌花、Cが雄花です。雌花はまるで飛来する花粉をキャッチするために、伸び上がっているようです。
(イ)マツは裸子植物ですから、胚珠(将来、種子になる)は子房に包まれず、むき出しになっています。アブラナなどの被子植物は、胚珠が子房(将来、果実になる)に包まれています。
(ウ)マツやスギのような裸子植物は、花弁のあるきれいな花を咲かせませんが、きちんと花をさかせています。そして風で花粉を運び、受粉して、種子ができます。アブラナやキクにような多くの被子植物は、きれいな花弁や蜜で呼び込んだ昆虫に花粉を運んでもらい受粉し、種子ができます。花粉の運ばれ方が違うだけで、どちらも種子で殖えます。
(エ)花粉は、雌しべの柱頭についた(受粉)後、花粉管を胚珠まで伸ばします。精細胞を花粉管を通して、胚珠に送り込みます。花粉、精細胞は、動物の精子に相当します。

問8
(ア)太陽系の惑星は、太陽から近い順に『水金地火木土天海』と覚えましょう。公転周期は、太陽から遠いほど長いです。(不正確な表現ですが)惑星の公転周期の2乗は、太陽からの距離の3乗に比例します。興味のある人は『ケプラーの第三法則』を検索してみてください。水星、金星、地球、火星のような地球型惑星は、木星、土星、天王星、海王星のような木星型の惑星に比べ、大きさも質量も、はるかに小さいです。地球型惑星は岩石、木星型惑星は気体が主な成分です。
(イ)太陽も金星も、一日の中での見かけの動きは、地球の自転によるものです。ですから、金星も太陽と、ほぼ同じ経路を通って沈みます。
(ウ)一日で一周するのが日周運動。一年で一周するのが年周運動。
(エ)3月15日に金星は、右側が光っています。図4の中で、金星の右側が太陽に照らされているのは、1と2。また3月15日は、他の日に比べ、大きく見えています。つまり、比較的地球に近いことになります。

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本名は麻生 隆。
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